利回り10%超!?米国BDC株 ARCC、MAIN、PSECとは??
こんにちは!今回はじぇいの資産形成術です!
今回は配当利回り10%を超える銘柄もある米国BDC企業であるARCC,MAIN,PSECについて解説していきます!
○米国BDC企業って何??
少し長いですが、これがBDCの概要ですね!
中小企業が展開する事業に対して、金融面、経営面から支援を行う投資会社のことです。中小企業に融資を行ったり、株式に投資することで、高い値上り益や配当を獲得しています。
BDCが投資対象としている企業は、リスクの高さから銀行からの融資を受けることが一般企業に比べ困難な傾向にあります。そのためBDCはこれらの企業へ投資することでより高いリターンを獲得することが可能となります。また、投資企業を上場させることで大きなリターンを獲得することが可能となります。
投資家への配当については、90%以上を投資家に配当として分配することで、内国歳入法上の規制投資会社として扱われ、法人所得税を免除されるため、BDCへの投資家にとっては比較的高い配当収入が期待されます。
○BDC3社の比較!
BDC企業は多数ありますが、実際にじぇいが投資している3社(ARCC,MAIN,PSEC)について比較していきましょう!
あと日本の証券会社で取引できる銘柄って多くないので、この3社押さえておけばいいかなってのもあります!
ではまず各チャートと配当利回り!
比較対象としてSP500も一緒に乗せています。
明らかにSP500と比べると値上がり益は期待できませんが、MAINだけは右肩上がりに株価は推移していますね。ARCCはずっと横ばい。PSECは徐々に下がってきていますかね。
ARCCが配当利回りは9.52%!また時価総額も1番大きいです。というかARCC って米国BDCの中でいちばん大きい会社なんですよね。
MAINは配当利回りは7.56%といちばん低いです。しかし、値上がり率もいいですからこの程度が適正なのかもしれません。
PSECは配当利回りが驚異の13.02%!ただ、チャートは一番気になりますよね笑 配当さえ維持できれば、インカム狙いなら良いかなと思います。
○まとめ
おすすめ順で言うと、ARCC>MAIN>PSECの順になります。
理由としては、BDC企業に求めるのは配当利回りと安定性だからです。その視点から言うと、やっぱし一番でかい会社で、株価も下がっていないARCCというふうになります。
ただ、やっぱし今勢いのあるMAINも欲しいところではありますよね。
なので、推奨するのはARCC:MAIN=1~2:1 くらいの比率で保つのがいいのではないでしょうか。
PSECについてはお好みで少額トッピング程度の感覚でいいかと。。やっぱしいくら配当利回りが高いとはいえ右肩下がりのチャートに投資するのはよくないかと思いますので、、
ただこういった株は割安な時に買うのが良いです。ARCCは配当利回り10%後への時、MAINは8%超えの時のみ購入というように、買う値段をある程度決めておきましょう!ドルコストで買うような銘柄ではないので、ご注意ください。
○注意点
米国BTCはリターンも高いですがリスクも高いです。実際コロナショックでは全銘柄sp500と比べてかなり下げています。なので自分のポートフォリオと相談して10%は超えないように、、できれば5%くらいで配当利回りの底上げに使いましょう!!
じぇいのポートフォリオはBDCの量が多くなっていますが、コロナショック時に出遅れていた高配当株を買い漁っていたからであって、これから比率を下げていく予定です。なので、くれぐれもBDCをメインの株にはしないように!!!